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外壁塗装の“無料点検”の違いとは?外装劣化診断士の精度を徹底検証!
2025年12月01日(月)

ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
埼玉県上尾市の外壁塗装・屋根塗装・屋根工事専門店
です!
埼玉県上尾市、伊奈町、桶川市を中心に、地元出身の熱血社長と
サービス精神旺盛なスタッフ一同で、お客様のお家を全力でお守りします!!
熱血社長こと山崎です!
外壁塗装の無料点検サービス。同じ名前のサービスでも本当に劣化状況を正確に見てくれているのか、ただ見積もりを出すためだけのざっくりチェックなのか、の違いは、あとからの工事内容や金額の妥当性に大きく影響します。
その中で注目されているのが、外装劣化診断士という資格を持った診断のプロです。国土交通省のガイドラインに沿ったチェック項目をもとに、外壁や屋根の状態を写真付きの報告書にまとめてくれる仕組みは多くの塗装会社でも採用されています。
今回のお役立ちコラムでは、外装劣化診断士とはどんな資格なのか、診断精度の高い無料点検を見分けるポイントまで整理してお話していきます。
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まず押さえておきたいのは、無料点検の段階でどれだけ正確に現状を把握できるかによって、その後の見積もりも工事内容も大きく変わるということです。
よくある無料点検の実態
無料点検と聞くと、どこも同じように家を見てくれているイメージがありますが、実際には会社によって内容に大きな差があります。
たとえば次のようなケースです。
- 家の外周をぐるっと回ってざっと見るだけ
- はしごを掛けず、遠目に外壁と屋根を眺めるだけ
- 図面も写真も残さず、その場の口頭説明のみ
こうした点検では、表面から分かる大きなひび割れや色褪せは気づけても、細かな劣化や構造上のリスクまでは把握しづらくなります。
点検精度が低いと何が起きるのか
点検精度が低いと、本当は必要な補修が見積もりに入っていなかったり、逆に必要以上の工事を勧められてしまったりするリスクが高まります。
その場では工事金額が安く見えても、数年後に再劣化が進んで追加工事が必要になり、結果的にトータルコストが高くなってしまうケースも少なくありません。外壁塗装は数十万円から百万円規模の工事です。診断の精度が高いかどうかは、そのまま工事内容と金額の妥当性に直結するといっても過言ではありません。
こんな無料点検には注意
次のような無料点検は、慎重に見極めた方が安心です。
- 点検時間が極端に短い
- 屋根や2階部分をまったく確認していない
- 診断結果を裏付ける写真や報告書が出てこない
- 点検後すぐに契約を迫るような雰囲気になる
「無料で見てもらえたからラッキー」で終わらせず、点検の中身をしっかり見ることが大切です。
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外装劣化診断士とはどんな資格か

では、無料点検の質を大きく左右する外装劣化診断士とは、どのような資格なのでしょうか。
外装劣化診断士の役割
外装劣化診断士は、簡単に言うと「家の健康診断をする専門医」のような立場です。外壁や屋根、雨どい・幕板などの付帯部まで含めて、どの場所にどんな劣化が出ているのか、その原因は何か、このまま放っておいていいのか、それともいつまでにどの程度の補修が必要なのかを、一本一本のヒビや一枚一枚の板金を確認しながら見極めていきます。
ただ「傷んでますね、塗り替えましょう」ではなく「このヒビは構造に影響があるから優先度が高い」「この汚れは見た目だけなので次回のメンテナンスで十分」といったように、優先順位や緊急度も整理してお伝えするのが役割です。
また、今回の工事でどこまで直すのか、数年後・10年後のメンテナンスをどう組み立てるのかといった“将来の計画”まで含めてご提案することで、無駄な工事や過剰な出費を抑えることにもつながります。
写真や報告書を使って第三者が見ても分かるように整理し「なぜこの工事が必要なのか」「なぜこの金額になるのか」をきちんと説明できる――そこまでやってはじめて、外装劣化診断士としての仕事だと私たちは考えています。
資格制度と試験で求められる知識
外装劣化診断士の資格では、次のような知識や視点が求められます
- 外壁材や屋根材の種類と特徴
- 紫外線や雨風による劣化の進み方
- ひび割れや浮き、錆びなどの症状別の原因
- 雨漏りリスクにつながる弱点部位
- 国土交通省のガイドラインに沿った診断項目
これらを踏まえて、劣化状況を写真付きの報告書にまとめ、施主が客観的に状態を把握できるようにするのが、外装劣化診断士の大きな役割です。
診断手法が標準化されていることの意味
外装劣化診断士の診断は、国土交通省のガイドラインに沿ったチェックリストをベースにおこなわれます。これは「見る人の経験や勘」にだけ頼るのではなく「どの診断士が見ても、同じポイントは必ず押さえる」という共通ルールを持っているということです。
その結果、診断する人によって見るポイントが大きくブレにくくなり「このヒビはどの程度の劣化なのか」「このサビは様子見でいいのか、早めの対応が必要なのか」といった判断も、一定の基準に沿って評価しやすくなります。
さらに、その診断結果をもとに作る見積もりや工事内容についても「この写真のこの劣化に対して、ガイドライン上こういう補修が必要だから、この金額になります」と説明しやすくなり、施主側も納得しやすくなります。
つまり、職人のカンや経験を否定するのではなく「ルールにもとづいて診断する土台」を用意することで、誰が見ても説明のつく診断を行えるようにする仕組み、それが診断手法の標準化だと考えていただくと分かりやすいと思います。
外装劣化診断士による点検はここまで見る
では、外装劣化診断士がおこなう無料点検は、どのような流れでどこまで見てくれるのでしょうか。
会社によって多少の違いはありますが、一般的には次のような流れで診断がおこなわれます
ヒアリング
過去の工事履歴や気になっている症状、築年数などを確認します。
外まわりの目視点検
外壁、基礎、付帯部、バルコニー、シーリングなどを建物の四方から確認します。
屋根や高所の点検
はしごやドローンなどを使い、屋根材の劣化や板金部の状態をチェックします。
写真撮影と記録
ひび割れやチョーキング、錆びなど、劣化部分を中心に写真を撮影して位置や状態を記録します。
報告書の作成
診断結果をまとめ、劣化の程度や想定されるリスク、必要な工事の方向性を整理した報告書を作成します。
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外壁と屋根それぞれのチェックポイント
外装劣化診断士が見るポイントは多岐にわたりますが、代表的な項目を挙げると次の通りです。
外壁
- チョーキング現象の有無
- ひび割れの位置と長さ、深さ
- 塗膜の浮きや剥がれ
- サイディングの反りやシーリングの割れ
- コケやカビの発生状況
屋根
- 屋根材のヒビや欠け
- 塗膜の劣化や退色
- 棟板金の浮きや釘抜け
- 谷部分や取り合い部の錆びや腐食
こうした点を一つ一つ確認しながら、劣化の原因と今後のリスクを見極めていきます。
写真付き報告書で分かること
外装劣化診断士がまとめる報告書は、単なるチェックシートではなく、写真とコメントがセットになった「家のカルテ」のような資料として作成されます。
建物全体図と方角を示したうえで、外壁や屋根、付帯部など部位ごとの写真に「どこに・どんな劣化が出ているのか」というコメントが添えられ、雨漏りリスクのある箇所についても具体的に指摘されます。
また「いつ頃までにどのようなメンテナンスが必要か」という時期と内容の目安も書き添えられるため、今すぐやるべき工事と、数年後に検討すべき工事のイメージがつかみやすくなります。
このように情報が整理されていることで、ご自宅の状態を一枚の資料で俯瞰しやすくなり、複数社から見積もりを取った際にも「どの会社がどこまで見て、何を根拠に提案しているのか」を比べるための共通のものさしとして活用しやすくなります。
無資格業者の点検とどこが違うのか

では、外装劣化診断士による点検と、資格のない担当者(業者)による点検は、具体的にどこが違うのでしょうか。
症状の見逃しや誤った判断のリスク
経験が少ない担当者がおこなう点検では、次のようなリスクが生まれやすくなります。
- 軽微なひび割れに見えて、実は構造クラックだった
- 塗膜の浮きだと思ったら、下地の腐食が進んでいた
- 屋根材の劣化を見誤り、本来は葺き替えが必要な状態だった
一見すると同じように見える症状でも、その裏にある原因を正しく読み取れるかどうかで、提案すべき工事内容は大きく変わります。
診断の精度が低いまま工事を進めてしまうと、数年後に再補修が必要になり、結果的に余計な出費につながることもあります。
見積もりの根拠の分かりやすさ
外装劣化診断士がおこなう診断では、点検で分かった内容と見積もりの金額がきちんと結びつく形で説明しやすくなります。
たとえば
「この写真に写っている、この部分のひび割れに対して、この補修単価が必要です」
「この面積分の外壁に塗装するので、この塗料を何缶使う必要があります」
「現在の屋根の状態を踏まえると、今回は塗装ではなくカバー工法を選んだ方が合理的です」
といったように、一つひとつの工事内容と費用の理由を具体的に示すことができます。「なぜこの金額になるのか」「本当にこの工事が必要なのか」という部分が数字と写真でセットになっているため、施主側としても納得しやすく、後から不信感が残りにくい見積もりにつながります。
将来のメンテナンス計画まで見据えた提案
また、外装劣化診断士の診断は、今すぐ必要な工事だけを切り取って見るのではなく、その先のメンテナンス計画まで含めて考える視点を持っていることも特徴です。
たとえば「今回は外壁だけを塗り替え、屋根は数年後に改めて検討しましょう」「ご予算をおさえたい場合は、傷みが激しい面を優先して補修し、他の部分は次回にまわしましょう」「今後のライフプランを考えると、今回しっかりフルメンテナンスしておいた方が、長い目で見て得策です」といった具合に、現在の劣化状況と家族の暮らし方、予算感を踏まえたうえで選択肢を整理してくれます。
「とりあえず今回の工事だけ終わればいい」という視点ではなく「これから先10年、20年をどう維持していくか」という時間軸で提案できるかどうかは、無資格者による表面的な点検との大きな違いといえます。
信頼できる無料点検を見分けるチェックリスト
ここからは、実際に無料点検を依頼するときに「ここだけは見ておきたい」というポイントを整理しておきます。
実際に点検に来てもらったときは、次のような点を意識して見てみてください。
- はしごや双眼鏡などを使い、高所まできちんと見ているか
- 気になる箇所だけでなく、建物全体をバランス良く見ているか
- その場で気づいた点を分かりやすく説明してくれるか
- 質問に対して丁寧に答えてくれるか
「とにかく不安をあおって契約にもっていこう」という雰囲気ではなく「現状を一緒に把握しよう」というスタンスかどうかが、信頼できる無料点検かどうかを見極めるポイントになります。
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外装劣化診断士に関するよくある質問

外装劣化診断士に興味はあるものの「本当に安心なのか」「どこまで見てくれる人なのか」「いつ、どうやって相談すればいいのか」といった疑問を持たれる方はとても多いです。
そこでここでは、お客様から実際によくいただく質問をQ&A形式でまとめました。点検を依頼する前に一度目を通していただくことで、無料点検の中身や業者選びの基準がよりクリアになるはずです。
Q.外装劣化診断士が外装点検をすると、どんなところが安心なのですか
A.一番の安心材料は「判断にブレが少ないこと」です。外壁の傷みは、同じひび割れでも劣化原因や補修方法がまったく異なります。
外装劣化診断士は国の基準にもとづいて診断するため、経験則だけで判断するより精度が高く、報告書の内容にも根拠が明確に示されるのが特徴です。
Q.無資格者の無料点検と何が違うのですか
A.見ているポイントの「深さ」が違います。無資格者の場合、ひび割れや色褪せなど“目に見える部分”だけを写真で撮って終わるケースも珍しくありません。
一方、外装劣化診断士は、劣化の発生原因、周辺環境、過去の工事履歴との整合性まで確認しながら診断します。結果として、ただの“状態説明”ではなく「なぜ今こうなっているのか」まで把握できる点が大きな差です。
Q.外壁塗装の点検のとき、どのタイミングで資格の有無を確認すればいいですか
A.おすすめは、問い合わせ直後の段階です。初回の連絡で「伺うのは外装劣化診断士の方ですか」と確認しておくと、当日の流れがスムーズになります
外壁塗装の無料点検は精度で将来的なコストが変わる|外装劣化診断士ならブロイへご相談を

無料点検は「タダだからどこでも同じ」ではなく「何をどこまで見てくれるか」で、今後10年のメンテナンスコストまで変わってきます。外壁や屋根の状態を正確に把握し、必要な補修だけを適切なタイミングで行うためには、国のガイドラインに沿って診断を行う外装劣化診断士の存在が欠かせません。
株式会社ブロイ/プロタイムズ上尾店では、外装劣化診断士が高所を含めた建物全体をチェックし、劣化状況や雨漏りリスクを10ページ以上の写真付き報告書にまとめてご提出します。そのうえで、今すぐ必要な工事だけでなく、中長期のメンテナンス計画まで視野に入れたご提案を行います。
「うちの診断内容は妥当なのか知りたい」
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外装のことで少しでも不安や疑問があれば、お気軽にご相談ください。
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