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【結局どれがいい?】屋根材種類の特徴・耐用年数・費用をプロが解説
2025年05月01日(木)
ブログをご覧いただきましてありがとうございます。
埼玉県上尾市の外壁塗装・屋根塗装・屋根工事専門店
です!
埼玉県上尾市、伊奈町、桶川市を中心に、地元出身の熱血社長と
サービス精神旺盛なスタッフ一同で、お客様のお家を全力でお守りします!!
熱血社長こと山崎です!
屋根材にも寿命である耐用年数があります。超えると劣化し、雨漏りのようなトラブルも発生しやすくなるため交換が必要です。
新築を検討中の方も「どの屋根材がいいのか?」と、お悩みの方もいるでしょう。瓦や金属屋根やアスファルトシングルなど、屋根材も多種多様です。
屋根材を選ぶ際は、特徴をはじめ、耐用年数や費用も踏まえた賢い選択が求められます。満足できる屋根材を選びたいと思うのは当然です。住まいの立地環境に合っていないと、早く劣化するリスクもあります。
そこで今回のお役立ちコラムでは、屋根材種類の特徴や耐用年数や費用などについてくわしくお話しします。
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屋根材ごとに性能も特徴も大きく違う
失敗しやすいのは「屋根材なんてどれも同じ」と簡単に考えることです。屋根材は種類が異なれば素材も異なります。各素材には、強みもあれば弱みもあるのです。
その点を把握しないと立地条件に合わない屋根材を選んでしまいます。たとえば海辺の住まいです。金属屋根を選ぶと、塩害でサビが出やすくなるのです。以下、代表的な屋根材の特徴についてくわしくお話しします。
スレート瓦(耐用年数約10年~20年)
スレート瓦はセメントとセメントをプレス成型し、塗料で着色した屋根材です。薄くて平らな形状をしており、デザイン性の高さで多くの方が採用しています。和風と洋風の両方に合わせやすいのも強みです。
戸建て住宅の屋根に採用されることが多く、緩勾配に適しています。メーカーによって名称が異なる点には注意してください。スレート瓦以外に、コロニアルやカラーベストという名称が付けられています。
メリット
スレート瓦はデザインの豊富さや軽さの他、加工のしやすさが大きなメリットです。デザイン性が豊かという点は、外観に個性を出したい方にとってぴったりでしょう。
また、地震大国とも呼ばれる日本では、屋根材の軽さは強みとなります。基本的に建物は、重心が下にあるほど安定すると考えられているからです。屋根材が重ければ、屋根に重心が偏り、地震で倒壊する危険性が高まります。その点スレート瓦の軽さは大きなメリットになるのです。
デメリット
スレート瓦の主成分はセメントです。セメント自体には防水性がありません。そのため、製造する際には表面を塗装して、防水性を確保しているのです。また、スレートのデメリットを考える場合、必ずアスベストが関わってきます。1970年代頃のスレートには、アスベストが含まれていたからです。
アスベストとは石綿のことで広く普及しました。ただ、吸い込むことで深刻な健康被害が出るとわかって、製造禁止となっています。石綿が含まれたスレート瓦を撤去する際、アスベストに関する特別な資格者や施工が必要です。交換する際には、廃材処理費が高額になる可能性もあります。
ノンアスベストのスレート屋根は劣化したら交換しかない
アスベストが使用禁止になった直後、1990年後半から2004年頃まで、ノンアスベストのスレート瓦が登場しました。メーカーも準備不足だったため、耐久性の低さが問題になったのです。10年保たず、ひび割れのような劣化症状が出ました。そのため屋根塗装によるメンテナンスは意味がなく、交換しか対処法がないのです。
令和7年現在、アスベスト入りのスレート瓦もノンアスベストですぐに劣化するスレート瓦も販売されていません。ただ、交換をする際、アスベストが含まれているか?ノンアスベストの時代のスレート瓦か、確認する面倒さがあります。また、現状販売されているスレート瓦も、防水対策のために屋根塗装は必須です。
ガルバリウム鋼板(耐用年数約30年~50年)
ガルバリウム鋼板は金属鋼板を、アルミニウムや亜鉛やシリコンでメッキ加工したものです。金属系の屋根材でいえば他にも、亜鉛でメッキしたトタン屋根もあります。
メリット
ガルバリウム鋼板は耐用年数の長さが大きなメリットです。約30年〜50年で、トタンと比較してサビにくいというメリットもあります。決して錆びないというわけではありませんが、トタンと比較すると明確に錆びにくいのです。
また、金属製でありながらも軽量ですから高い耐震性があります。劣化した屋根の上に新しい屋根を重ねるカバー工法でも採用されることの多い屋根材です。シンプルでモダン、スタイリッシュというデザイン性の高さもメリットでしょう。
デメリット
ガルバリウム鋼板は錆びにくいのですが、注意しなければなりません。スレートや日本瓦はそもそも錆びない素材です。金属製だからこそのデメリットといえるでしょう。
とくに潮風の影響を受ける海沿いの立地環境では、塩害に強い塗料による屋根塗装が必要です。また、物理的な衝撃に強くありません。特に薄くてフラットなガルバリウム鋼板は要注意です。物理的な衝撃で凹むのを防ぎたいなら、厚みのある製品を選んだほうがいいでしょう。
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日本瓦(耐用年数50年~100年以上 )
主に粘土を原料とした焼き物の瓦です。和瓦や粘土瓦とも呼ばれます。西洋風の洋瓦もありますが、基本的に高耐久性を備えた屋根材です。
飛鳥時代の瓦が現存しているほどですから、耐久性という点では屋根材の中ではトップクラスといえるでしょう。断熱性もあり高温多湿の日本の夏にも対応できます。デザイン性の面でも、和風住宅には日本瓦がしっくりくるのです。
メリット
釉薬を施した陶器瓦は吸水性も低く、凍害や塩害にも耐久性を発揮します。100年以上の耐用年数を誇るものもあるのが大きなメリットです。釉薬をかけていない、いぶし瓦もあります。吸水性は多少あるため、耐用年数は約30年〜50年です。それでも、他の屋根材と比較すると長く保つといえるでしょう。
瓦と下地の間に通気層があるため断熱効果も期待できます。防音性も高く、雨音も気になりません。
デメリット
日本瓦の大きなデメリットは耐震性です。1坪あたり165キロもあり、重心の問題で耐震性には十分注意しなければなりません。そのため屋根を重ねるカバー工法には向いていないのです。
屋根の全交換である葺き替えをする場合、費用は他の屋根材よりも高額傾向といえます。また、瓦自体の耐用年数は高くても、その他の下地や瓦の接着剤のような役割を果たしている漆喰は、約10年でメンテナンスが必要です。
アスファルトシングル(耐用年数約10年~30年)
アスファルトシングルはアメリカでは80%ものシェアを誇る屋根材です。シート状で、ハサミやカッターで切断できるため、複雑形状の屋根でも対応できます。軽量ですから地震対策としても期待できるでしょう。
メリット
柔軟性があり屋根の形状にも柔軟対応できます。耐久性・防水性・断熱性・防音性など、基本性能も高いのがメリットです。軽量ですから、カバー工法の選択肢にもあります。
デメリット
アメリカではトップクラスのシェアです。日本では流通量が少ない点はネックです。輸入品となるため、価格も高い傾向にあります。日本での流通量があまりないなら、適切な施工ができる業者は少ないともいえます。
たとえば、下地とシートを接着するには、接着剤を使わなければなりません。接着に問題があると、台風の際にはがれる危険性もあります。アスファルトシングルの機能性を最大限発揮させるためにも、施工業者の選定は慎重にしなければなりません。
屋根材の費用目安
ここからは各屋根材の費用目安についてくわしくお話しします。
スレート瓦:約4,000円~6,000円/平方メートル
ガルバリウム鋼板:6,000円~9,000円/平方メートル 日本瓦:8,000円~12,000円/平方メートル アスファルトシングル:8,000円~12,000円/平方メートル |
材料費や施工費用も含めた費用目安です。あくまで一般的な費用目安であり、施工業者によって金額は変動します。加えて屋根塗装も必要です。ただし、日本瓦とアスファルトシングルは屋根塗装が要りません。
日本瓦は焼いて作られます。日本瓦自体の耐久性や防水性は高いため、基本的に塗装は不要です。アスファルトシングルの場合、アスファルトコーティングと鉱物粒子が施工されているため要りません。
屋根の葺き替えの費用目安は、60万円〜200万円程です。大規模リフォームですし、屋根の下の野地板という基礎部分も劣化していれば高額になります。
カバー工法なら葺き替えより多少コストを抑えられるのがメリットです。ただし、重量のある日本瓦や劣化がひどい場合、カバー工法では対応できません。
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屋根材選びに迷ったら「株式会社ブロイ」へ!最適な屋根材をご提案します
屋根材にはそれぞれ異なる特徴があり、耐用年数や費用にも大きな差があります。スレート瓦は軽量でデザイン性に優れ、ガルバリウム鋼板は高耐久でメンテナンス性が高く、日本瓦は抜群の耐久性を誇ります。
またアスファルトシングルは施工性に優れる一方で、流通性や施工技術の観点から慎重な選定が必要です。選択を誤れば、想定以上に早い劣化や予期せぬメンテナンス費用が発生する可能性もあります。
大切なのは、「費用」だけで判断するのではなく、お住まいの立地や環境、そしてご家族のライフスタイルに合った屋根材を選ぶことです。そのためには、屋根材に精通した専門家のアドバイスが不可欠です。
株式会社ブロイ/プロタイムズ上尾店では、お客様のご要望や住まいの状況をしっかりとヒアリングし、最適な屋根材をご提案しています。経験豊富なスタッフが、耐用年数、メンテナンス性、初期コスト、そして将来的な修繕コストまで見据えてサポートいたします。
屋根の葺き替えやカバー工法に関するご相談は、株式会社ブロイの問い合わせフォーム・メール・電話、またはショールームへのご来店にてお気軽にどうぞ。あなたの屋根材選びを、プロの視点でしっかりサポートします。
何か屋根でお悩みがある方は、まずは一度ご相談ください。最適な答えがきっと見つかります。
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